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ルセットの@食パン 2008年8月2日 (土) 今朝、Recetteの@Shokupanが届いた。 食べたいけれど…あぁ…もう出かける時間… 濃い焼き色は、よく焼き込んでいる証拠。 天然酵母による長時間発酵の最終仕上げ。 よく焼くことにより、酵母の良い香りや旨みだけがパンの中に残ります。 この@食パンの凄いところは、旨みが日ごとに増していくところ。 一枚の食パンでも部位によって異なる美味しさを感じることができます。 山の部分では、小麦の香ばしさとザックリとした食感。 白生地の中央部位では、しっとりとした生地から酵母の甘い香りが。 底辺部では、引きの強い生地から、総合的な旨みが。 早く帰ってきて@食パントースト食べたぁ~い!! C91A46C0420DFCF1EB87E432DE1E3110.jpg?1217638379 2008/08/02 09 43 26 SH903i おいしいもの かなえキッチン : ごはん日記 http //img6.cookpad.com/diary/p/440/568/C91A46C0420DFCF1EB87E432DE1E3110.jpg?1217638379
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~~~~~~~~~~~~~~ 湖上の澪達は、一心不乱に船をこいで、歌う唯へと近づいていく。 唯「♪私前世は~上方人~」ジャカジャカ 澪「唯ー!やめろーっ!!」 律「早まるんじゃなーい!!」 梓「戻ってきてくださーい!!」 紬「唯ちゃーん!!」 唯「♪一、二、三、四、ご・は・ん!」ジャカジャカ ~~~~~~~~~~~~~~ いちご「……一、二、三、四、ご・は・ん」ブツブツ 晶「さっさと撃てぇ!!」 いちご「オホン……御意」 幸「晶!お願いだからやめて!!」 晶「ゴチャゴチャうるせーっ!!デカ女は黙ってろ!!」 幸「で、デカ女……」シオシオ 菖「ああっ、幸がどんどん小さく!ちょっと晶!いくらなんでも酷くないっ!?」 幸「…………もういいよ。晶、ホントはね、成田家はすでに降ってるの。城主が殿下に内通の意を示したの。だから……戦わなくても勝てたのっ!!」 晶「な、なにィ!?」 菖「うそっ!?私聞いてない!」 唯「♪一、二、三、四、ご・は・ん!」ジャカジャカ 晶「……………………」 唯「♪一、二、三、四、ご・は・ん!」ジャカジャカ 晶「………………………………………撃て」 菖幸「!!?」 いちご「御意」 カチャッ ジリジリジリ…… 幸「ダメェ!!!」 唯「♪一、二、三、四」 ニコッ いちご「…え」 ダァ――――――――――――――ンッ!!! 唯「♪ご・は・」 バズッッ!!! ッッ…… ッ… … バッシャ――――――――ンッ!!! 夜空に血しぶきの弧を描き、唯の身体は大きく吹っ飛んだ。 そのまま仰々しい水音を立てて、湖に落下する。 紬「ひっ……!」 梓「あぁ……あ……」 律「…………ゆ」 澪「唯ぃ――――――ッ!!!」 ドボーン! ドボーン! 澪達は次々に湖に飛び込み、唯の落ちたところまで一心不乱に泳いでいく。 水を朱く濁らせながら沈んでいった唯だったが、やがて力なく水面へと浮上していった。 澪「唯!唯ィ!!」 澪がいち早く、唯の身体に近づく。 唯「…………あ、澪……ちゃん」 澪「唯っ!急所は外れたかっ!!」 唯「……えへへ…………」ガクリ 澪「……唯のバカァ―――――――ッ!!!」 ~~~~~~~~~~~~~~ 菖「晶のアホ―――――ッ!!」ドゲシッ 晶「ぐえっ!何すんだこのっ!!」 菖「何で撃っちゃうのよ!何もしなくても勝てるって、幸が言ったじゃない!!」 幸「これでこの戦は泥沼……」シオシオ 晶「……フンッ!!どいつもこいつも私をみくびりやがってェ!!」 陣が一気に静まり返った中、昌はきびすを返してその場を去っていった。 いちご「…………あの子、何で笑った……」 ~~~~~~~~~~~~~~ 人夫「あ~あ、これでおしまいか。せっかく面白かったのによぉ」 純「…………」ボー 人夫「おい、どうした嬢ちゃん?」 純「…………上方軍め……」 =========== 桜が丘城本丸居館・寝間 =========== 唯は布団に寝かされている。それを澪、律、そして紬が見守る。 律「……とりあえず、一命は取り留めたな」 澪「ああ……でも、左肩を砕かれている。もしかしたら、一生上がらないかも……」 唯「…………う~ん……」 紬「唯ちゃん!気がついた!?」 唯「あいたたたぁ……」 澪「肩をやられてるんだから、ムリするな」 唯「……ねえ、城のみんなは?」 澪「兵も百姓も、上方討つべしと騒いでるよ……お前の狙い通りにな」 唯「狙い通り?どゆこと?」 澪「この期に及んでとぼけるなっ!」 律「死んで兵の士気を上げようとしたろ!」 唯「ほえ?」 紬「唯ぢゃん……」ワナワナ 唯「ムギちゃん……あれ?怒ってるの?泣いてるの?」 紬「……唯ちゃんのバカバカバカ!!死のうとするなんて許さないんだから!!」ブンブンブンブンッ 唯「あたたたた!!ムギちゃん、痛い痛い!!」ガクガクガク 澪「おい姫様!やめろ……」ガシッ 紬「いやぁっ!!」ブゥン! 澪「へっ!?」フワッ ドグシャッ! ドスン! バリバリバリ!! 律「ああ!澪が吹っ飛ばされて、障子を突き破ったまま廊下まで!?おい姫!いいから落ち着け!!」ガシッ 紬「もうっ!!」グイッ! 律「なっ!?」 ブゥオォンッ! ゴキッ!! 律「うぎゃああぁっ!!肩が!肩が外れたああぁっ!!」ジタバタ ~~~~~~~~~~~~~~ その頃大広間では、兵と百姓達が大勢詰め掛け、息巻いていた。上座に立つ梓は、ぐいぐいと詰め寄られている。 『なんで今すぐ打って出ないんだ!』ワーワー 『ふわふわ様の弔い合戦だーっ!』ギャーギャー 梓「ですから、唯殿は死んでませんってば!あくまで手傷を……」 『舟に乗って夜襲を掛けるぞ!』 『上方軍は皆殺しよっ!!』 梓「ちょっと落ち着いてくださーい!はぁ、もうどうすれば……」 憂「みなさん、静かに!」 突如叫んだ憂の声に、百姓一同は、一斉に口をつむぐ。 憂「下桜村の憂です。さっき、村の水練上手の子を放ちました!もうすぐ堤に辿り着く頃です。その子が堤を崩します!!」 梓「い、いつのまにそんな……」 憂「うふふふふ……お姉ちゃんを撃ったやつらなんて、みーんな濁流に飲まれて死ねばいいんだぁ」ニタァ 梓「……」ゾワッ ======== その頃――恩那堤 ======== ザバァ…… 月明かりの下、菫が湖面から姿を現した。 菫「(堤は俵を積み上げて出来ている……ならば俵を幾つか引き抜けば、水が抜けるはず!) 菫は敵兵の目をかいくぐり、かがり火の明かりが届かない堤の陸側へと回り込む。 菫「(……これは?)」 堤の崖の部分に、人が一人入れるくらいの穴が、ぽっかり空いていた。 ゴソゴソ…… 菫「(奥から何か来る!?)」 ヒョコ 純「……はー、はー、くそぅ……」ドサッ 菫「え……!う、うそ!?」 純「ス、スミーレ!?」 純菫「「どうしてここに!?」」 『ん、今何か聞こえなかったか?』 純菫「「(……しーっ!!)」」 純「な、何しに来たのよ、あんた?」ヒソヒソ 菫「命を受けて、堤を崩しに来ました……ふわふわ様の敵討ちです!」ヒソヒソ 純「……なら手伝って」ゴソゴソ 菫「どうして私より先に……?」 純「私が俵を外に出すから、スミーレは堤に沿って置いてね。見つからないようにね!」 菫「……侍が憎かったんじゃないんですか」 純「う、うるさいわねっ!///」ゴソゴソゴソ 純は照れながら、穴の中へ入っていく。そして、腰縄から抜いた小刀で、俵に穴を開け、中の土を抜いていく。軽くなった俵を引き抜くと、それを菫が穴の外へと運び出していく。 純「くそぅ、くそぅ……上方軍め、見てろ……よくも、よくもふわふわ様を……目にもの言わせてやるぅ……!」ザクッザクッ 菫「(……口ではいつも悪く言ってましたけど、やっぱりふわふわ様が好きだったんですね)」 純「くそぅ、くそぅ……百姓をなめるな……坂東武者の末裔を……」ザクッザクッ ブシャアアアアァ!! 純「うわっぷ!!」 菫「み、水が出た!!」 ブシャアアアア―――――ッ!! 純「スミーレ!逃げてえぇ!!」 菫「きゃあああああっ!!」ダダダダダッ 菫は一目散に逃げ出す。穴の奥から純も這い出てこようとしたその時、悲鳴に気づいた敵兵が、穴から顔をのぞかせた。 敵兵「おい!何をやって……」 純「どいて邪魔邪魔ぁー!」 ゴボゴボゴボゴボ…… 敵兵「なっ……水が ドッパァ―――――――――――ンッ!!! ==== 晶の本陣 ==== 大勢の兵がいる兵舎に、決壊した湖水が迫ってくる―― ┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”・・・ 『む、何だこの音は!?』 ┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”・・・ 『み、水だ!鉄砲水だあぁ!!』 『堤が破れたのか!?』 『に、逃げろお――っ!!』 ┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”━━━━━━━━━━━━━━━・・・ 洪水は轟音を立てて、立ち並ぶ兵舎も逃げ惑う兵達も、ことごとく飲み込んでく。 ~~~~~~~~~~~~~~ ┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”・・・ 晶「な、何だ何だ!!」 濁流は晶のいる兵舎にも迫ってくる。外に飛び出した晶は、噴出してくる水を目の当たりにした。 晶「嘘……だろ!?」 『堤が決壊したあああ!!』 『水が!水が来る!うわあああああああっ!!』 晶「落ち着け!高地へ逃げるんだ!丸墓山へ急げぇ!!」ダダダダッ === 丸墓山 === 晶と兵達は、全身全霊、必死の形相で山の斜面を駆け上っていく。 晶「頂上だ!頂上へ早く!」ダッダッダッダッ しかし―― ┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”・・・ 低くなだらかな山肌を、濁流はあっさりと飲み込んでいく。 晶「もうすぐ!もうすぐだぞ!!」ダッダッダッダッダッ 『ひいいいいいいぃっ!!』 晶「……よし!頂上だ!着いた着いたぞ!ここまで来れば……」クルッ ┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・・ 晶「………………」 後ろを振り返った晶が見たもの、それは目の前で濁流が飛沫をあげて、後続の兵達を一人残さず引きずり込んでいく様であった。 晶「あ……あぁ……」ペタリ 晶は茫然自失となり、その場にへたり込んだ。 堤の決壊箇所は脆くも自壊し、水量はみるみるうちに増していき、山の周辺は一面の水で覆い尽くされた。 その一方で、桜が丘城を囲んでいた水はみるみるうちに引いていき、二の丸、三の丸までもがその姿を現していった―― =========== 桜が丘城本丸居館・寝間 =========== 澪「水が引いたって!?」 アキヨ「はいっ!堤が破れ、上方軍の陣に一気に流れ込んだと……」 律「マ、マジかよ!?」 澪「堤が破れた……はっ!?まさか唯……」 唯「……えへへ」ポリポリ 澪「水攻めを破るって、こういうことだったのか!?」 唯「城の外のお百姓さんも、みんな私達の味方だもん」ブイッ 澪「最初から士気を上げるのが狙いじゃなかったのか!気づかなかった……」ポカーン この時、澪は確信した。 澪「(唯……やっぱりお前は底知れない将器を持った、稀代の名将だよ…………)」 ======= 本丸居館・門前 ======= 憂「ええっ!?純ちゃんが!」 菫「はい……でも、逃げる途中で見失いまして……もしかしたらそのまま水に……」ポロポロ 憂「純ちゃん……」 梓「…………」 澪「梓!どうしたんだ?」テクテク 梓「澪殿!こちらにいる憂の村の者が、堤を破ったんです!」 澪「そうか、よくやってくれたな。これで城は救われるぞ」 憂「はい……でも破ったのは、城の外にいた者で……戦に加わらず、村を逃げ出していたんです」 澪「そんなことはもういい。その者にお礼を言いたい。今どこに?」 梓「それが……」ヒソヒソ 澪「え…………そうなのか」 憂「…………」グスッ ドド――――ンッ!! 澪「な、なんだ!?」 梓「堤の方からです!」 澪と梓は城塀までかけていき、外をのぞく。 ドド――――ンッ!! ドドド――――ンッ!! ザザザザザァ…… 堤の数ヶ所で爆発が起き、そこから水が外に流れ出している。 澪「発破をかけて、水を抜いてるんだ……あいつら、攻めてくるぞ!」 梓「水が退いたら……また一戦ですね」 澪「みんな!守り口が水から出てきたら、すぐに持ち場に戻れ!」 『応!!』 ===== 丸墓山頂上 ===== 晶「城が……浮いていく……」 晶は、避難に成功した家臣達と共に、湖からゆっくり浮上してくる桜が丘城を、半ば放心状態で見つめていた。 菖幸「「晶ぁーっ!!」」 ずぶ濡れになった二人が、山を駆け上ってくる。 幸「晶、無事だった!?」 晶「…………ああ……」 菖「も~、何回びしょ濡れになればいいのよ……」グショグショ 晶「見ろ、あれを……いつだったか、殿下が言ってた浮き城が、今そこにある……」 菖「あ……」 幸「ごめん……内通のこと、黙ってて……」 晶「いいんだ……今となっちゃどうでもいい。奴らは名実共に私達の敵。私達は戦をして、緒戦に敗れた。それだけのことだ……」 幸「晶……」 菖「でも、なんで堤が破れたんだろう?殿下が備中高松で築いたものより、強くしたのに……」 敵兵「申し上げます!!」 晶「ん、どうした?」 敵兵「この者が、堤を破ったと白状してござりまする!!」ドサァッ 晶「なんだって!?」 純「やぁ、久しぶりね……敵の総大将さん……」ボロボロ 地面に投げ出された純は、手足を縛られたうえに暴行を加えられており、顔を真っ赤に腫らしていた。 晶「お前が……堤を破ったのか」 純「……」ブー 敵兵「応えろ!!」 純「……フンだ!!ふわふわ様を撃たれ、田んぼをダメにされた百姓が、黙ってるとでも思った!?ざまーみろ!猿にしっぽ振る犬共めっ!!」 敵兵「ななっ……!?」 菖「こ、この子何てことを……!」 幸「(……やっぱり)」 敵兵「無礼者!今ここで斬り捨てるっ!!」 純「望むところよ!!」 晶「やめろっ!!」 敵兵「はっ……?」 晶「幸、これがあの時、お前が止めた理由か」 幸「……」コクリ 晶「利に転ばない奴がここに……これが、成田唯親の策か………… ……ちっくしょおおおおおおおーっ!!!」ガスッガスッガスッガスッ 菖幸「「!!」」ビクッ 晶「こいつは放せ!水攻めを破ったのはこいつじゃない……成田唯親だ!絶対に、絶対に奴を倒すっ!!」 菖幸「(ほ、本気だ……)」 晶「全軍に伝えろ!水がはけたら、総攻撃をかけるっ!!」 10
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ルール アリーナ(S)3ラウンド 縛りなし(アイリーンラブウィルスのみ縛り) 取得ラウンド差を点数とし、敗者は取得ラウンド=得点、勝者は取得されたラウンドが2のとき3点・1の時4点・0の時5点とする。 ※例:3-1で勝負が付けば得点は+4点と1点の3点差になる。 リーグ開催期間中は何度でも対戦し勝敗結果を更新できる。 参加者は理由なく相手の挑戦をパスすることはできない。 対戦拒否をした場合は0-3の得点で不戦敗とする。 最後に対戦した相手に挑戦することはできない。 ランキング 主 職 キャラ 得点 順位 対戦数 得点率 最終対戦 ミコトス ギアマスター MIKOTON 59 1 14 4.21 免許見せろ わんたろ ガーディアン わんちぇ 47 2 11 4.27 りょーた りょーた インクイジター りょーた 33 3 10 3.3 わんちぇ わんたろ デストロイヤー わんわふ 32 4 9 3.56 ジャックフラッシュ わんたろ テンペスト わんたろ 28 5 7 4 すたぷら らぴりる ガーディアン しんりる 27 6 15 1.8 わんたる 最強のマセ デストロイヤー 免許見せろ 23 7 8 2.88 ジャックフラッシュ わんたろ セイント わんたる 21 8 6 3.5 うぉりる わんたろ スナイパー ほろめりあ 20 9 5 4 うぉりる わんたろ ムーンロード ちーぽ 19 10 8 2.38 ジャックフラッシュ ぷらすと クルセイダー すたぷら 15 11 8 1.88 わんわふ ぷらすと アビスウォーカー ぷらすたー 5 12 3 1.67 りょーた ぷらすと シューティングスター ぷらすちぃ 5 12 2 2.5 しんりる 和花 アデプト ななんぽんぽこ 3 14 2 1.5 すたぷら ぷらすと エレストラ ぷらすそ 3 14 3 1 しんりる ダンスニスタ デストロイヤー ジャックフラッシュ 2 16 9 0.22 わんわふ らぴりる デストロイヤー うぉりる 2 16 6 0.33 わんちぇ ぷらすと ムーンロード プラムーン 1 18 7 0.14 わんたろ らいもち クルセイダー らいもち 0 19 1 0 しんりる 33たい4 リッパー 33たい4 0 19 2 0 おんどる 和花 スナイパー 和花 0 19 2 0 しんりる わんたろ わんちぇ わんたる わんわふ ほろめりあ ちーぽ 天 盾 聖 鎚 砂 月 わんたろ テンペスト わんたろ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ わんちぇ ガーディアン わんたろ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ わんたる セイント わんたろ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ わんわふ デストロイヤー わんたろ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ ほろめりあ スナイパー わんたろ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ ちーぽ ムーンロード わんたろ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ ぷらすたー アビスウォーカー ぷらすと 0 0 0 0 0 0 ぷらすそ エレストラ ぷらすと 0 0 0 0 0 0 ぷらすちぃ シューティングスター ぷらすと 0 0 0 0 0 0 すたぷら クルセイダー ぷらすと 2 0 0 1 0 0 プラムーン ムーンロード ぷらすと 0 0 0 0 0 1 うぉりる デストロイヤー らぴりる 0 0 0 1 0 1 しんりる ガーディアン らぴりる 1 0 0 1 0 3 ジャックフラッシュ デストロイヤー ダンスニスタ 0 0 0 1 0 1 和花 スナイパー 和花 0 0 0 0 0 0 ななんぽんぽこ アデプト 和花 0 0 0 1 0 0 MIKOTON ギアマスター ミコトス 0 5 5 5 4 5 33たい4 リッパー 33たい4 0 0 0 0 0 0 免許見せろ デストロイヤー 最強のマセ 0 1 4 2 0 5 りょーた インクイジター りょーた 4 2 0 1 1 5 らいもち クルセイダー らいもち 0 0 0 0 0 0 ぷらすたー ぷらすそ ぷらすちぃ すたぷら プラムーン うぉりる しんりる ジャックフラッシュ 闇 氷 星 十 月 鎚 盾 鎚 わんたろ テンペスト わんたろ 0 0 0 3 5 5 4 5 わんちぇ ガーディアン わんたろ 0 5 5 5 5 5 5 5 わんたる セイント わんたろ 0 0 0 0 5 5 5 5 わんわふ デストロイヤー わんたろ 0 0 0 4 5 4 4 4 ほろめりあ スナイパー わんたろ 0 0 0 0 0 5 5 5 ちーぽ ムーンロード わんたろ 0 0 0 5 4 4 2 4 ぷらすたー アビスウォーカー ぷらすと ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ 0 3 0 ぷらすそ エレストラ ぷらすと ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ 0 1 0 ぷらすちぃ シューティングスター ぷらすと ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ 0 5 0 すたぷら クルセイダー ぷらすと ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ 0 2 0 プラムーン ムーンロード ぷらすと ✕ ✕ ✕ ✕ ✕ 0 0 0 うぉりる デストロイヤー らぴりる 0 0 0 0 0 ✕ ✕ 0 しんりる ガーディアン らぴりる 2 4 0 3 5 ✕ ✕ 0 ジャックフラッシュ デストロイヤー ダンスニスタ 0 0 0 0 0 0 0 ✕ 和花 スナイパー 和花 0 0 0 0 0 0 0 0 ななんぽんぽこ アデプト 和花 0 0 0 0 0 0 2 0 MIKOTON ギアマスター ミコトス 3 0 0 5 5 0 5 5 33たい4 リッパー 33たい4 0 0 0 0 0 0 0 0 免許見せろ デストロイヤー 最強のマセ 0 3 0 0 0 0 0 5 りょーた インクイジター りょーた 5 0 0 0 0 0 5 5 らいもち クルセイダー らいもち 0 0 0 0 0 0 0 0 和花 ななんぽんぽこ MIKOTON 33たい4 免許見せろ りょーた らいもち 砂 艷 螺 烈 鎚 雷 十 わんたろ テンペスト わんたろ 0 0 5 0 0 1 0 わんちぇ ガーディアン わんたろ 0 0 0 5 4 3 0 わんたる セイント わんたろ 0 0 0 0 1 0 0 わんわふ デストロイヤー わんたろ 0 4 0 0 3 4 0 ほろめりあ スナイパー わんたろ 0 0 1 0 0 4 0 ちーぽ ムーンロード わんたろ 0 0 0 0 0 0 0 ぷらすたー アビスウォーカー ぷらすと 0 0 2 0 0 0 0 ぷらすそ エレストラ ぷらすと 0 0 0 0 2 0 0 ぷらすちぃ シューティングスター ぷらすと 0 0 0 0 0 0 0 すたぷら クルセイダー ぷらすと 5 0 0 0 0 0 5 プラムーン ムーンロード ぷらすと 0 0 0 0 0 0 0 うぉりる デストロイヤー らぴりる 0 0 0 0 0 0 0 しんりる ガーディアン らぴりる 5 3 0 0 0 0 0 ジャックフラッシュ デストロイヤー ダンスニスタ 0 0 0 0 0 0 0 和花 スナイパー 和花 ✕ ✕ 0 0 0 0 0 ななんぽんぽこ アデプト 和花 ✕ ✕ 0 0 0 0 0 MIKOTON ギアマスター ミコトス 0 0 ✕ 5 2 5 0 33たい4 リッパー 33たい4 0 0 0 ✕ 0 0 0 免許見せろ デストロイヤー 最強のマセ 0 0 3 0 ✕ 0 0 りょーた インクイジター りょーた 0 0 0 0 5 ✕ 0 らいもち クルセイダー らいもち 0 0 0 0 0 0 ✕
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放課後ティータイムの曲。 プ野研内での替え歌の一つ。
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~~~~~~~~~~~~~~ 和は唯達の手によって、奥の寝間に運ばれ、寝かされた。 唯「和ちゃん、和ちゃん! ど、どうしよう澪ちゃん!」ワタワタ 澪「い、戦の前だぞ!うろたえるな!」オロオロ 和「……澪、あなたも落ち着いて……」 バタバタバタバタ…… 梓「ん?誰か来ますよ!」 ガラガラッ! 紬「和ちゃん!大丈夫!?」 ふすまを開けて現れたのは、成田家の姫・紬である。 溢れんばかりの気品に加え、その太い眉が見目麗しいと、城内外で評判になっている。 和「ムギ……残念だけど、もうダメかもね……前々から心の臓が弱っていたし……」 唯「そんなぁ……和ちゃん、弱気にならないでよ!」 和「唯……自分の体のことは、自分が一番分かってるわ……私はもう長くは……うっ!」 唯「無理にしゃべっちゃダメだよぉ!!」 紬「和ちゃん、コレを見て!ほら、マンボウのマネ!」プクプク 全員「………………」ポカーン 紬「……え、えっと……じっ、実はコレ、たくあんなのっ!」グイーッ 澪「姫!おやめください!麗しいお眉が!」アタフタ 和「くすっ……ムギ、ありがとう。ねえ、御屋形様……」 さわ子「な、何かしら?」 和「早く出陣の用意をしてください……北条のために、そして成田家のために……」 さわ子「……わ、分かってるわよ」 唯「ひっく、えぐえぐ……」 ~~~~~~~~~~~~~~ やがて紬を残し、その場は解散となった。 さわ子や唯達重臣が、回廊へと出て行く。 澪「では御屋形様、御免」 さわ子「………」ブツブツ 澪「……唯、またな」 唯「うん……澪ちゃん、またね」ゲッソリ 紬「唯ちゃん大丈夫?元気だして……」ギュッ 唯「ありがとう……ムギちゃんの手、あったかいね」 梓「…………」ポーッ 律「姫にほれるなよ。家臣の分際で」 梓「にゃっ!?な、何のことですか!」 律「あはは、とぼけたって、その真っ赤な顔で分かるぞ」 梓「うぅ…///」 律「でもな、姫はああ見えて、とんでもねー武辺者だぜ。おととしだったかな。姫は百姓の娘に乱暴した家臣を手討ちにしたんだ」 梓「えっ!姫ご自身でですか?」 律「女を襲っていいのは女だけー!とか言ってな。手練れの相手をズバーっと一刀両断さ!」 梓「ひゃ、百姓のために家臣をですか……(女を襲っていいのは女だけ……イケる!?)」 律「菫とかいったかな、その娘は……」 梓「でもでも、討たれた家臣の一族は黙っていませんよ!」 律「それをどうやったか知らないけど、押さえ込んだのがあの唯なんだ」 梓「ほんとですか!?」 律「私も信じられないんだけど、これは本当だぜ。以来姫は、唯にメロメロなんだ」 梓「…………」 ============= その夜――桜が丘城・三の丸 ============= 森の中で、騎馬武者や足軽達総勢五百人が出陣の時を待っている。たいまつの火で、辺 りは昼のように明るい。 甲冑に身を包み、馬に乗ったさわ子を、平装の唯達が見送ろうとしていたのだが―― 律「御屋形様!どうして私たちは城に残らなきゃならないんだよ!」 澪「おいよせ、律!」 梓「どうか私も!私も陣に加えてください!」 さわ子「……あなた達だけに伝えたいことがあるの。ちょっと来て」 律「何だよ、いったい……」 さわ子「……私は関白に内通するわ」ヒソヒソ 律「えええっ!?」 澪「バカ、大声上げるな!」 梓「そんな、御屋形様!」 さわ子「私は小田原城に入り次第、連歌仲間の蛇尼須(ジャニス)を通じて、関白に内通の意を知らせるわ。あなたたちは関白の軍勢が攻め入ったら、速やかに城を開けるのよ」 律「一戦も交えずに開城しろっていうのかよ!」 澪「御屋形様、北条家への加勢は、衆議にて決まったことじゃないですか!」 さわ子「あ、あれは和ちゃんへの遠慮よ……ほら、あの子厳しいし……」 澪「なら、最初から関白に付けば良いじゃないですか!?」 さわ子「小田原に入城もしないで、誰が納得すると思う!?北条家の庇護の下にあった私たちが、義理も果たさずに関白に降ったら、その後の成田家はどんな扱いを受けると思ってるの!?『関白と対峙したけど、大軍を前に抵抗できずに、開城しました』ってことにしなけりゃ、世間は納得しないわ!」 澪「うぅ……」 さわ子「負けたらあなたたちの家臣も路頭に迷うのよ。少しは家臣のことも考えなさい」 梓「……はい」 さわ子「いい?関白と戦ったらダメ。一人たりとも死なせないように……門を開けて!」 門番が門を開くと、かがり火で照らされた大手門に通じる湖上の一本道が見えた。 さわ子「小田原の使者が開戦を伝えにまた必ず来るから、籠城の準備は怠らないでね。疑いを抱かせちゃだめよ……いざ、出陣!」 さわ子の軍勢が、続々と一本道を進んでいく。 梓「御屋形様はどうなっちゃうんでしょうか……」 澪「内通していれば、小田原城が落ちても御屋形様は無事だ。でも落城の前に北条家に内通が知られたら、無事では済まないな……」 梓「御屋形様……」 澪「内通のことは、くれぐれも他人に漏らすな。和にも知られたらダメだぞ」 律「澪……昔お前に取られた武功一等、とうとう奪い返せなさそうだな……」 澪「あれは律が抜け駆けしたからだろ。いつだって先走り過ぎなんだよ、律は……」 律「くそっ!さわちゃんのアホ!あんな命令くそくらえだっ!!」 唯「…………」 その後、さわ子の軍勢は小田原入りを果たした。さわ子は入城前に川上蛇尼須へ密使を遣わし、関白への内通を着々と進めていた。 そして、留守を任された重臣達は、さわ子の言いつけ通り、形だけの籠城戦の準備を始めた。 ======== 桜が丘城・佐間口 ======== 籠城を伝えられた城兵や百姓達が、武器や兵糧を次々と運び込んでいる。その様子を、唯はやぐらの上からぼーっと眺めている。 澪「こら唯!お前も働け!」 唯「だって……私が手伝おうとしたら、みんながやめてって言うんだもん」ブー 澪「見ろ!姫だって城のために一生懸命働いてるんだぞ!」 紬「しゃらんら、しゃらんら~」キラキラ 唯「た、俵をあんなに軽々と……」ポカーン 紬「あ、唯ちゃ~ん」 唯「や、やあムギちゃん。がんばってるね~(汗ひとつかいてない……)」 紬「城のみんなが総出で戦支度してるんですもの。私も力にならなくっちゃ」ニコッ 唯(え、笑顔が眩しい……)クラッ 紬「しゃらんら、しゃらんら~」テクテク 澪「…………はぁ」 唯「どうしたの澪ちゃん、ため息ついて」 澪「……姫もみんなも、戦がないと知ったら、どう思うかなと考えてな……」 唯「澪ちゃん、さわちゃんの言う通りだよ。関白さんに降ることで戦が起きないなら、それでみんな喜ぶよ」 澪「…………」 この時、澪は思った。 本当は、それが正しいことなんだろう―― 澪は常々考えていることがあった。戦という多くの命を危険にさらすものは、本当はしないに越したことではないのか――? しかし、武家に生まれてしまった以上、そんな言葉を口にすることは許されなかった。幾度となく頭をよぎる疑問を、無理矢理打ち消しながら、澪は今日まで、幾多もの戦に臨んできたのだった。 澪「唯、私はな……」 しかし、唯の一言が、澪に本音をこぼさせた。 澪「……戦が怖いんだ」 唯「ほえ?」 澪「ついさっきまで槍を振り回していた者でも、次の瞬間には屍になってたりする……結局、生き残れるかは武運だ。私は親から受け継いだ、この運任せの稼業が嫌で仕方ないんだ…………」 唯「そっかぁ……だから澪ちゃんは、戦場であんなに恐れられてるんだね!」 澪「えっ……?」 唯「なんせ“漆黒の魔人”だもんね!」 澪「そ、その呼び方はやめてくれないか……?」 曜子「秋山様はおられませんかー!」バタバタ 唯「おや、どったの?」 曜子「あ、ふわふわ様……ふわふわ様ではダメです。秋山様はおられませんか?」 唯「ひどいっ!」ガーン 澪「なんだ、どうしたんだ?」 曜子「三の丸で、田井中様と中野様が……!」 ~~~~~~~~~~~~~~ 梓「刀を抜いてください!」 律「いやだ。お前は刀を収めろ」 梓「なら作業に戻ってください!」 律「バッカバカしい。ヤだね!」 澪「おい!何があったんだ!」パカラッパカラッ ちずる「あ、秋山様!田井中様が、兵糧米なんてもう入れなくていいと百姓に命じられたのですが、中野様はそれをダメだと……」 澪「それで喧嘩してんのか……まったく」 唯「み、澪ちゃ~ん。待って~!」ハアハア 澪「唯、大丈夫だ。いざとなれば私が……」 梓「やあああぁー!!」 梓が上段から律に斬りかかる。 律「でやっ!」 ガキイィン! 律は刀を抜いてそれを跳ね上げた。梓の太刀がかなたに跳ぶ。 律「ふんっ!」 律は太刀を捨てて、梓に飛びかかり、体を押さえつける。 律「それで戦の天才だぁ?笑わせるな!」 梓「武技なんて言ってません!軍略の才です!」ジタバタ 律「戦もしねーのに兵糧米を積み込むのが、お前の軍略なのかよ!」 唯「……あ」 澪「あんのバカっ!!」 しずか「え、田井中様?」 圭子「今なんて言いました!?」 憂「戦をしないって……?」 純「……じゃあ、これは何!?」 律の失言に、城兵と百姓達は次々にざわつきだす。 澪「こんの、バカ律ぅ!」ボカッ 律「あいったぁ!!」 澪「これで御屋形様は終わりだ!お前がたった今亡き者にしたんだぞ!梓、お前も同罪だ!」 梓「うぅ……!」 律「はっ!戦が怖くて武士をやってられっかよ!」 律は澪達を背にして、その場を去っていく。 澪「い、いいか!今聞いたことを漏らすんじゃないぞ!さもないと……」 澪は刀を抜き、叫んだ。兵と百姓は一層ざわつきだす。 唯「みんな~、聞いてくれるかな~?」 澪「唯、何を言う気だ」 唯「内通のこと、全部話しちゃおうよ」 澪「な、何言ってるんだ!?ダメだダメだ!」 唯「隠していてもどうせ広まっちゃうよ。でも全部話したら、みんな分かってくれるよ」 ちずる「ふわふわ様!戦がないってホント!?」 澪「……分かった、私から話す!御屋形様は小田原城に籠もったが、関白に内通するつもりだ!桜が丘城は関白と戦わない!ただし、これが北条家にバレれば御屋形様の命はない!だからみんな、籠城の準備を続けてくれ!」 『…………』ザワザワガヤガヤ 憂「続けよう、純ちゃん」 純「ふん、本当に侍は勝手なんだから……」 一時は騒然となった三の丸だったが、皆再び、武器や兵糧を入れ始めた。 そんな中、梓は働く者達の姿を背に、一人立ち尽くしていた。 唯「……あーずにゃんっ」ヒョコッ 梓「……勝てなかった……律殿にも、澪殿にも……」 唯「……怖かったね」 ギュッ… 梓「私は戦に出たことがありません!!私に場を与えてください!!天才の……天才の働きを見せてやります!!」 梓は、唯に抱きしめられながら涙をこぼした。 ============== その夜――桜が丘城・本丸居館 ============== 内通の件は瞬く間に城内・城下に広まった。籠城を手伝っていた紬の耳にも入ったが、それでさわ子が助かるならと一層籠城の準備に励んだ。 何も知らないのは、病に伏す和だけであった。 和「……何か騒ぎでもあったの?」 澪「士気に緩みが見えたから、手綱を締め直したんだ(な、そうだろ姫?)」チラ 紬「(う、うん……そうよ)」コクリ 和「悪いわね……戦を前にして……こんな情けない様をさらして」 澪「そう言うな、和」 和「澪……唯はあの通りだから、私が死んだら城代はあなたが引き継ぐのよ……唯が成田一族だからって遠慮することはないわ……」 澪「和……私はな、あいつの持つ得体の知れない将器を見極めてみたいんだ」 紬「……?」 数日後、小田原の使者が桜が丘城を訪れた。 しかし城代の和や唯達重臣には会わず、籠城の準備を視察し、関白軍が箱根湯本入りしたことを伝えただけで帰ってしまった。 城下の者達の誰一人として内通の件をほのめかさなかったため、使者は疑いを抱かなかったのだ。 まさに、唯の思惑通りだった。 ========= 箱根湯本の露天風呂 ========= 香奈が温泉に浸かりながら、一杯ひっかけている。 温泉には、若い女達も大勢浸かっている。 香奈「あ”~~……若返るわ~」ヒック 晶「な、なんだこりゃ……」ポカン 香奈「そ~れ!もっと若さを吸っちゃおうかしら~」バシャバシャ 女「きゃ~!殿下、おたわむれを~!」キャッキャッ 菖「あの、殿下……私達を呼び出されて、何事ですか」 香奈「どう?あなた達も入らない?ここはいい湯よ!」 晶「いや……私は遠慮します」 菖「私も~」 香奈「ここの温泉は、胸が大きくなるらしいわよ」 菖「ではお言葉に甘えて!!」ヌギヌギ ジャポーン 晶「おいおい……そんな効能聞いたことねえぞ」 香奈「菖ちゃん、兵糧米に滞りはない?」 菖「おっきくなれ~、おっきくなれ~……」モミュモミュ 香奈「菖ちゃん?」ゴゴゴゴ 菖「あ……ひょ、兵糧米ですか!?兵糧米は二十万石ほどを江尻、清水の港まで海送し、その地で各将に受け渡し済みです!」 香奈「うふふ、小田原の人間は、米作りが始まれば私が陣を引き払うと思ってるわ。人を集めて、生涯飽きないほどの陣で小田原城を囲んでやるわ。晶ちゃん、笠懸山とかいう所に造る城の手はずは?」 晶「すでに野づら積みのための石、材木などは山頂に運び上げました」 香奈「よし、いいわ!大急ぎで城を造るわよ。北条の奴ら、きっと度肝を抜かすわ」ウフフ 幸「あら、いい露天風呂ね」 香奈「さっちゃん、あなたも入る?この温泉は背が縮むらしいわよ」 幸「はい、お言葉に甘えて!」ヌギヌギ チャポン 晶「だからそんな効能聞いたことねーよ!!殿下、私はこれにて……」ペコリ 香奈「晶ちゃん、合力の将達の軍勢が着陣したわ……奴らを連れて館林、桜が丘に向かい出陣しなさい」 晶「は……はい!」タタタッ 香奈「……行ったわね?さっちゃん、実はね……桜が丘の成田家は、既に内通の旨を知らせて来てるの」 幸「え、それじゃあ桜が丘城は……」 香奈「晶ちゃんには言っちゃダメよ。あなたが後見して、あの子に必ず武功を立てさせてあげてね。あの子、やる気はあるんだけど、軍略の才には乏しいから……」 幸「は、はい……(知ったら怒るだろうな、晶……)」 菖「おっきくなれ~、おっきくなれ~……」モンミモンミ ======== 数日後――下桜村 ======== 田んぼでは、麦刈りが終わり、米作りのための田植えが始まっていた。百姓たちは軽快な田楽踊りに興じながら、田植えにいそしんでいる。 唯は、そんな様子をキラキラした目で見ていた。 唯「ま~どのサンサもデデレコデン♪っと」 直「こきりこ節は田楽じゃないですよ」 純「調子狂うんでやめてくれますか?」 憂「お姉ちゃん……」 唯「なになに!手伝おうか!?」ワクワク 憂「そうじゃなくて……あの、関白に降れば、お姉ちゃんはどうなっちゃうの?」 唯「さぁ……お百姓さんにでもなろうかな?」 憂「お姉ちゃんが?わぁ、楽しそう~」 菫「そんな無理ですよ。ふわふわ様は二本差で歩くぐらいがせいいっぱいなのに……」 唯「えへへ、そうなんだよねぇ……でも私、ごはんが大好きだから、お米を一から育ててみたいと思ってるんだ!」 菫「はぁ……」 唯「ごーはんはすごいーよ、何でも合うよ、ほかほかー♪」ニコニコ 純「……まーた、おかしな唄を」ハァ 憂菫直「クスクス……」 ジャン!ジャン!ジャン!ジャン! 憂菫直「えっ?」 純「半鐘が鳴ってる!」 唯「……?」 パカラッパカラッパカラッ… 澪「唯ー!またこんなところに!」 唯「どったの、澪ちゃん?」 澪「館林城から使者が来た!関白の軍勢が館林に攻め入ったぞ!敵はすぐそこに迫ってきてる!!」 憂菫直「えええええぇっ!?」 純「…………」 唯「……分かった。城に戻るよ、澪ちゃん!」 ========== 同じ頃――上州館林城 ========== 城の周囲は、既に二万の兵が埋め尽くしていた。 大手門が開かれ、城代が飛び出してくる。 城代「た、館林城は直ちに開城致しまする!何卒、討ち入りはご容赦くだされえぇ!」ドゲザッ 軍勢の真ん中で、晶・菖・幸は城代の叫び声を聞いている。 晶「和戦を問う前に落城か……」 菖「無理ないよ。この数で攻められればね」 晶「人ってこんなものなのかよ……金と力で圧倒したら、こんなにあっさり性根を失うものなのかよ!」 幸「勝った者だけが抱ける、甘い感傷だね……」 ========= 桜が丘城下・下桜村 ========= 関白軍が迫っているという話は、瞬く間に桜が丘城下に広まった。領民の多くは戦禍を逃れるため、家財を荷車に載せ、次々と桜が丘の地を後にしていく。 そして、ここ下桜村の百姓家でも―― 憂「純ちゃん!どこ行くの!?」 純「ふわふわ様の言うことなんて嘘だ!やっぱり戦はあるのよ!私はもうつきあってらんないわ!」 憂「行く当てなんてないでしょ!?」 純「今死ぬよりマシよ!スミーレ、直、あなたたちも行くのよ!」 直「いやです」 菫「行くなら……一人で行ってください!」 純「……何ですって?」 菫「戦があるから逃げるんじゃない……お侍が憎いから逃げるんですよね!?私は……私の仇を取ってくれた姫様と、姫様を救ったふわふわ様の城を離れません!」 純「な、何よそれ……私が悪者みたいに!直、あんたは……」 直「菫が離れないなら、私もここを離れません。それに……」チラ 太郎「ねーちゃーん、はらへったー!」 次郎「ねーちゃーん、ごはんまだー?」 三郎「ねーちゃーん、おしっこー!」 花子?「ねーちゃーん(以下略)」 直「……こんなに沢山の弟たちを連れて逃げられませんので」 純「……か、勝手にすれば!?みんな勝手にすればいいのよ!!」ダダダダ 憂「純ちゃん……」 3
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~~~~~~~~~~~~~~ 『に、逃げろおぉーっ!!』ドドドドド 下桜口の門より、石田軍の兵達がどっと押し出される。 新たに突入しようとしていた兵と鉢合わせになり、門前は大混乱となった。 晶「な、なんだ!?どうなってんだ!!」 さらに、城塀沿いに旗を立てていた百姓達も、門に現れ、次々に敵兵を追い落としていく。 晶「くそ、向こうの策にハマったか!」 やがて門前に、梓が騎馬で現れる。門前は混乱を極め、中には水田に逃げ込む敵兵もいた。 梓がすっと右手を上げる。 すると、城塀越しに鉄砲組が一斉に姿を現す。 梓「放てぇ!!(行け行け私!)」 ババババババババン!! 一斉射撃によって、混乱は石田軍の後方にまでも及んでいく。 梓「首は置き捨てます!皆さん続いてください!」ダダダッ あぜ道を駆け出した梓に続いて、騎馬武者達が駆け出し、さらに足軽や百姓達が続いていく。勢いがついた梓軍は、次々と槍を繰り出し、敵兵を討ち果たしていく。 梓「やああぁぁ!!(私、今すっごく輝いてる!)」ザクッ!ザクッ! 菫「か、覚悟ですー!」ザクッ! 直「百姓だからとあなどらないでください」ザクッ! 晶「隼人はどうした!討たれちまったのか!?」 敵使番「本軍はもはや収拾がつきません!このままでは総崩れも……」 晶「くそ、なんで百姓の士気があんなに高いんだ!?者共、引け!態勢を立て直す!」ダダダッ === 長野口 === ドゴォ――――ンッ!! 丸太で叩かれ続けていた門はとうとう開け放たれ、幸軍の騎馬武者と足軽達が乱入してくる。 律「ちくしょ、まだかよぉー!」 信代「まだ鉄砲組は二段目です!」 敵騎馬武者「大谷家家中、前野与左衛門、一番乗りィ!」 律「みんな、下がれぇ!」 城兵達は槍を構えつつ下がる。 しかし、前野は律達に迫り、敵兵は破れた門から次々になだれ込んでくる。 前野「でやあぁっ!」ブンッ ガッキーン!! 前野の槍を、律は自らの槍柄で受ける。 律「くっ!まだかぁ~!!」ググググ 信代「あ、入った入った!三段目、入りました!!」 律「よし、放てぇ!!」 律が後方の城兵達に向かって叫ぶ。 すると、最後尾にいた射手が火矢を引き絞り、空高く射た―― ===== 桜川の上流 ===== 桜が丘軍の兵数人が、川の堰で待機している。 と、長野口の方角から火矢が上がった。 春子「合図だ!やるぞォ!!」 兵達が大槌を振り上げる。 そして一振りで、堰は叩き壊された。 ドドドドドドオオオォッ!! 川の水が、轟音を立てて一気に下流に流れ込んでいく。 ~~~~~~~~~~~~~~ ドドドドドド…… 中軍にいる幸の耳に、轟音が聞こえてくる。 幸「……はっ!いけない!先鋒を戻して!川から引き上げないと!」 ~~~~~~~~~~~~~~ 『よし、城塀までもうすぐだぞ!』 ドドドドドド…… 『ん?何だこの音……』 敵鉄砲足軽達は上流を見た。 すでに目の前まで、激流が迫っていた。 ドドドドドドオオォーッ!! 『うわああああぁぁ!!』 敵鉄砲足軽達は、ことごとく激流に押し流されていった。大水は、門前にかかった橋までも押し流した。 律「へへーん!どんなもんだいっ!」 前野「ば、馬鹿な……」 律「あっれー?前野ちゅわんだっけ~?どっこ見てるのかな~?」 前野「ひっ!!」 ドスッッ!! 律「武功一等、田井中律を前にして、後ろを振り向くなんて、いい度胸だぜ!」 律は高笑いし、前野の身体を貫いた大槍を引き抜く。前野は木偶のように地面に叩きつけられた。 大水で退路を絶たれたうえに、前野のあっけない最期を目の当たりにした敵兵達は、完全に戦意喪失している。 律「ふっふっふ、ここに来たのが、お前らの運の尽きだ!いっくぜー、りっちゃん無双ー!!」 ザクッ!グサッ!ドスッ!ブシュッ!ズバアァッ!! 『うっぎゃああああああ!!』 ==== 佐間口外 ==== 「……秋山様!お気を確かに!」 澪「う~ん……はっ!敵はどうした!?」 恵「良かった、気がついて!安心して!敵の先鋒は、私たち附鞍倶楽部が追い詰めています!」 澪「そうですか、良くやってくれました……で、なんで私膝枕されてるんですか?」 恵「うふふ、良いじゃないの……」ニコリ 澪「そ、そんなことより、早くまた指揮を取らないと!」ガバッ 恵「…………」ショボーン 澪は再び馬に乗り、門付近の騎馬鉄砲組に声をかける。 澪「弾込めは終わったか?」 曜子「終わりました!」 澪「よし、続いてくれ!」ダダダッ 澪と騎馬鉄砲組は、あぜ道の上を突進してゆき、四千の大軍へと向かっていく。 澪「ちっ、近づくな!近づく者はみんな、朱槍の餌食にするぞ!!」ブウンッ!ブウンッ! 澪は槍を右へ左へと振りながら前進していく。あぜ道上の敵兵は恐れをなし、まるで薙払われるように、次々と田んぼの中へ飛び込んでいく。 『ひいぃっ、とてもかなう相手じゃない!』 『魔人だ……漆黒の魔人だァ!!』 澪「(ああ……本当はこんなことしたくないのにっ!!)」ブウンッ!ブウンッ! ~~~~~~~~~~~~~~ 菖「もー!兵達は何をしてるの!?」 使番「これでも先鋒は進んでいるのですが、田が異様に深くてなかなか……」 菖「だったらあぜ道を行けばいいじゃない!!」 ブチンッ 使番「ハァ?あぜ道には漆黒の魔人がいるだろ、この貧乳がァ!あの女ぐらい胸大きくなれ!そうなれば士気も上がるってもんだ!ケッ!」 菖「む、胸は関係ないでしょ!?うわーん!!」ジタバタ ~~~~~~~~~~~~~~ 憂「すごい……こんな人が、お姉ちゃんを守ってるなんて!」 佐間口の守りについていた憂は、あぜ道上の敵兵を次々と薙払う光景を見て、感嘆した。 澪「みんな、出て来てくれ!」 はるか前方の澪が、後方に向かって叫んだ。 憂「私だって……全力で戦って、お姉ちゃんを守るんだ!」 意を決し、憂は他の百姓達と共に門から飛び出す。 槍を手に、田んぼに飛び込む憂達。深い田んぼを楽々と進み、足留めされている敵兵に迫っていく。 憂「やああぁぁ!!」ビュッ 澪「はああぁぁ!!」ブンッ!ブンッ! あぜ道の上の敵兵たちが田んぼに逃げ込み、その敵兵たちを百姓達が次々と討ち取っていく。こうして敵の先鋒はほぼ壊滅状態となった。 澪「どうした上方軍!これまでか!」 菖「うわ、こっちに迫ってきた!!」 使番「申し上げます!石田軍が、これより退却致します!」 菖「晶が負けた!?それならこっちも引くわよ!」 ==== 長野口外 ==== 桜川の激流はなおも続き、その向こうの門付近では、律が大暴れしている。 律「おらおらおらーっ!もっと来ーい!」ドドドドドド 幸「鉄砲組はほぼ全滅……しょうがない。退くわ!」 幸の命令により、兵は長野口の前から引き上げ出す。 律「退くのか!なら戦記に書いとけ!城方総大将は成田唯親!この長野口大将は、武功一等、田井中和泉守律だぁ!」バーン 幸「くすっ……私は大谷幸継!承ったわ!」 ―――こうして桜が丘軍は、兵力の差をものともせず、緒戦を勝利で飾った。 === 佐間口 === 『えいえい、おーうっ!』 『えいえい、おーうっ!』 城兵や百姓達が勝ち鬨を上げる中、澪と騎馬鉄砲組が門を入っていく。 『えぃえぃ、おーぅ……』 澪「(今のは長野口から……律、やったか)」 『えぃえぃ、おーぅ……』 澪「(今度は下桜口から……梓もやったか)」 間もなく方々から、勝ち鬨の上がるのが聞こえ、澪は七つ口全てで勝利を収めたことを確信した。 緒戦を制したことで、佐間口内は安堵感と活気にあふれた。 兵達をねぎらうため、子供達はざるいっぱいの握り飯を振る舞っている。 澪「そこの君!」 男児「ん?何だよねーちゃん」 澪「握り飯、私にも一つくれないか?」 男児「駄目だよ。馬になんか乗って楽をして。これはちゃんと働いた人たちにやるんだ」 澪「けど、私も少しは働いたぞ?」 男児「本当?」 澪「本当だ」 男児「しょうがないな、やるよ」ヒョイ 澪「ふふっ、ありがとう」パシッ ポコン ポコン ポコン 澪「うわっ!なんだ!?握り飯は一つでいいんだ!四つもいらないって」 太郎次郎三郎花子「「「「うん、一つだけ投げたよ」」」」 澪「ひいぃっ!?お、同じ顔が四人……」クラッ ドサッ ちか「あ、澪殿が四つ子を見て馬から落ちた!」 美冬「無理もないよね。関白だってきっと腰を抜かすよ!」 『あはははははは!!』 澪「あいたたた……ん?」 『わーはっはっはっは!!』 百姓も侍も、老いも若きも、男も女も、皆一様に笑うさまを見て、澪は思った。 澪「(士気は高い……勝てるぞ!)」 ======== 丸墓山・晶の兵舎 ======== 晶、幸、菖に加え、合力の将達が、一同車座になって軍議を行っている。 晶「討死、手負いの者、合わせて千二百人かよ……」 菖「うち八百は、晶の軍だよね」イシシ 晶「うるせー!お前なんて鉄砲組を一列しか配置しなかったくせに!」 菖「初陣の大将に負けたのって、誰だっけ?」 晶「てめ~……殺す!たたっ切る!」 幸「やめなよ、二人とも……」 合力の将1「しかしあのような戦い方……まるで地侍じゃ。何をしでかすか分からん!」 菖「問題は田んぼだよ。あんなに深いんじゃ、大軍も使えないし」 合力の将2「この城の総大将、あなどれぬな……」 幸「長野口の大将が、総大将は成田唯親って言ってたっけ……どんな人なのかしら」 菖「う~ん……城で見た時は、とてもじゃないけど、すごい人物には見えなかったな」 晶「やりやがるな、あいつら……よし、みんな!私は決めたぞ!」 菖幸「「え?」」 晶「……水攻めをやる!」 合力の将1・2「「なんだと!?」」 菖幸「「水攻めぇ!?」」 晶「やるからには、まず堤を築くぞ。各々、陣を下げろ。その前に縄張りを決めるからな!」 合力の将1「水攻めなら、こちらの勝利は間違いござらんな……ならば初めからそうなされば良かったのだ!!」 合力の将2「これでは何のために参陣したかわからん!御免!!」 晶の、味方の心情を度外視した発言に怒り、合力の将達は座を立ち、兵舎を出ていってしまった。 菖「晶のバカー!」ボカンッ 晶「あいてっ!何だよ!?」 菖「何で水攻めなの!それじゃ合力の将が手柄を立てられないじゃない!?」 幸「晶、総大将が将の心を考えないでどうするの?」 晶「うっせー!誰が何と言おうと、私は水攻めをやる!そして勝つ!!」 ~~~~~~~~~~~~~~ 晶達は、丸墓山の頂上に立ち、水田の中に建つ桜が丘城を見下ろす。 晶「城の右が利根川、左が荒川だ。この二つを結ぶ堤を築く。後は上流で川を決壊させれば……城は沈む!」ニヤリ 菖「二つの川を結ぶって……どんだけ長い堤を作るのよ」 晶「ざっと、七里(約28キロ)だな!」 菖幸「「七里!?」」 菖「殿下が備中高松の戦で築いた堤でさえ、三里半よ!?」 幸「その倍じゃない……」 晶「ああ。殿下はそれを十二日で築かれた。私は四日でやってみせる!」 菖幸「「四日っ!?」」 菖「何考えてんのよ……無茶だよ」 晶「十万人を昼夜兼業で四日間働かせる。殿下と同じやり方だ。昼は永楽銭六十文、夜は百文、それぞれに米を一升つける」 幸「そんなに払うの!?」 菖「ざっと八千四百貫文……銭のかけ方まで殿下をしのぐわよ?まぁ、今の私たちなら、あの頃の殿下より銭はあるけど……」 晶「よし、村という村に触れを出して、人数をかき集めるぞ!菖、できるか?」 菖「ま、まぁ……しょせん、銭に転ばない人はいないしね。あはは……」 幸「…………」ハァ 『晶殿!連れて参りました!』 晶「お、来たか。」 晶が振り返ると、兵達と共にひとりの百姓が立っていた。 幸「晶、この子だれ?」 晶「桜が丘城下の百姓だ。成田唯親をよく知ってるらしい。おいお前!名前は?」 純「し、下桜村の純でございますっ!」ドゲザッ 晶「純か。なぜ成田唯親を知ってるんだ?」 純「はい……ふわふわ様は、野良仕事とあれば必ず手伝いに来られるんで」 晶「ふわふわ様ァ?」 純「あ、唯親様のことです。」 幸「なんでふわふわ様なの?」 純「そのまんまです。ふわふわと浮ついた感じで、まるで子供みたいなので、みんなふわふわ様と……」 晶「ぷっ……そいつが聞けば激怒するだろうな」 純「いや、面と向かって呼んでますけど、ちっとも……」 菖「あ~、何か納得。ちょっとアレな感じしたし」ウププ 晶「変わりもんだな、要は」ヤレヤレ 幸「(そんなに言われて平然としてるなんて……おもしろい)」 ============ 夕刻――桜が丘城・佐間口 ============ やぐらの上で監視をしていた兵が、菖軍の退却を確認した。 曜子「秋山様!敵が逃げます!」 澪「うん……門を開けてくれ」 門が開くなり、澪は外に飛び出す。荒れ果てた田んぼが、夕焼けに染まっている。 澪「(あんなに一斉に退いていくなんて……何かあるんじゃ)」 7
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ふわふわ雲のいかづちドン VR 光/水 3 タマシード:クラウド ■S・トリガー ■自分のエレメント全てにブロッカーを与える。そうしてブロッカーを与えたエレメントがブロックした時、ブロックしたエレメントを山札の一番上か下に置く。 ■自分のマナゾーンに光と水があれば、「このタマシードが場に出た時、相手のクリーチャーを3体までタップする」をこのタマシードに追加する 作者:ジャックウォッカ 評価 選択肢 投票 壊れ (0) 優秀 (0) 普通 (0) 微妙 (0) コメント 名前 コメント
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基本性能 からだ:5/こころ:10/弱点:よごれ 持ち物:綿×5 ふわふわとした綿。わた。 このわたを使って、自分や仲間の受ける傷を減らす事ができる。 (効果:自分、もしくは自分の近くに居る人形が受ける「からだ」ダメージを減らす。1減らすごとに1個消費) 特性:ふわふわあつめ (効果:1ページに1個ずつ「綿」を補充する)